塚本義胤 著
滄浪閣書房 東京
二十八日敵艦隊降伏前後の略航路図
地図左側:
竹嶋(*島根の竹島と思われる)
地図右側:無記名の島(*朝鮮鬱陵島と思われる)
十五
十七
舞台はX漠たる日本海の真中で、竹島松島を除いては四面陸影もなき大広間に、
附録 日本海海戦詳報
五 二十八日一般戦況
二十八日黎明前日来の・・・・・・・・・・・
此に於て主戦艦隊装甲巡洋
艦隊は其針路を反転し漸次東方に向ひて的の前路を?し、東郷
瓜生戦隊も亦巡洋艦隊に合しして敵の後方を抑へ、午前十時三十
分の頃竹島の南方約十八海里地点に於て全く此敵を包囲せり
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